ウコンの力で二日酔い・悪酔い退治

ウコンをどう飲めば、二日酔いに効果的なのでしょう?

 

 

ウコンが中国やインドから沖縄に渡ってきたのは約500年前といわれます。沖縄がまだ琉球王国として栄えていた時代から今日まで、沖縄の秘薬(うっちん)として愛飲されてきたショウガ科の多年草で、薬にもちいられるのは根の部分です。

 

 

なかでも秋ウコンに主成分であるクルクミンがもっとも豊富に含まれます。ウコンは生薬ならではの特性をもったすばらしい薬草であり、薬ではないために副作用の心配もありません。

 

 

初めて飲むひとは場合によっては一時的に腹部膨満感や下痢症状になったり、ふだんと変わった症状がでることもありますが、それらは病気が好転する「メンゲン」反応でとくに問題はありません。ただし、肝臓に効くからと急激な大量服用はやめてください。

 

 

さまさまなウコンのサプリメントが出ていますが、いずれも定められて量を守ることがたいせつです。ウコンは西洋ではターメリックと呼ばれ、カレーに欠かせないスパイスとしても有名。

 

 

主要成分のクルクミンは肝臓内でアルコールを分解する酵素の働きを助けるのでアルコールがつぎつぎと分解され、翌日にお酒を残さず、二日酔い防止に役だちます。クルクミンは脂溶性で油に溶けやすいため、空腹時よりも食後がよく、飲んだあとの摂取も効果的です。