ウコンの力で二日酔い・悪酔い退治

肝臓は、なぜ“肝腎”な内臓なのでしょう?

 

 

もっともたいせつなものごとのことを「肝腎」といいますが、この言葉は文字づらを見たとおり肝臓と腎臓からきています、では、なぜ肝臓がそれほどだいじな臓器なのでしょうか。

 

 

肝臓は内臓のなかでいちばん大きな臓器です。そして、人間が身体を動かすのに必要なエネルギーを24時間休まずつくりだしているため、非常に重要な臓器なのです。

 

 

☆体内に蓄積した糖分や脂質、タンパク質をエネルギー源としてたくわえる、☆有害物(アルコールなど)を分解・解毒する、☆胆汁を合成・分解する、などが主要な機能。

 

 

アルコールを摂取しすぎると肝臓に直接悪影響を与え、胆汁の分泌をわるくしてしまいます。胆汁とは肝臓でつくられたあと、一度胆嚢(たんのう)にとどまって十二指腸に送られ、脂肪の分解や栄養素の吸収を助ける役目です。また有害物質(アルコールなど)を分解・解毒してくれるのも胆汁なのです。

 

 

アルコールはアセトアルデヒドという物質を生みだしますが、このアセトアルデヒドこそ吐き気や頭痛など二日酔い・悪酔い独特の症状を引きおこしている元凶です。そのため、肝臓が弱っていて胆汁の分泌がわるいときに、二日酔いや悪酔いの諸症状が現れてしまうというわけですね。