ウコンの力で二日酔い・悪酔い退治

胆汁を増やす成分は、「クルクミン」と呼ばれる物質です

 

 

ウコンは肝臓の胆汁分泌を増やす結果、二日酔いや悪酔いを防ぐほかにも体内の有害物質排泄を助ける働きがあります。

 

 

胆汁分泌を増やすことにより、肝臓の機能を高め、皮膚ガンや肺ガン、前立腺ガンなどのガン発生を抑止する働きがあることが動物実験で明らかになっているのです。

 

 

ウコンにはまた、体内の抗酸化作用があり、活性酸素による体の酸化作用を防ぐとされます。ウコンの抗酸化作用はビタミンEに匹敵するほど強力であり、実演や老化現象にともなって増える遺伝子の損壊・コピーミスを防ぐことも明らかにされています。殺菌作用も顕著で、これは動脈硬化の予防に効果的。

 

 

これほど数々の力をもつウコン、いったいどんな成分がわたしたちの身体に有効なのでしょうか。まずウコンに含まれる代表的な成分が「クルクミン」です。クルクミンは肝機能を強化して、胆汁分泌を促進する作用や利尿促進作用があります。

 

 

そのため、肝炎などの肝臓機能障害にたいへん有効な成分とされているのです。「ターメロン」という成分は、胆汁分泌の促進作用とともに、サバなどの鮮魚寄生虫「アニキサス」の成長を抑制する作用があります。「シネオール」は胆汁分泌促進作用のほかに、健胃作用・殺菌作用・防腐作用にすぐれているとされています。